2010年04月22日
来春の大卒求人、2年連続悪化
2011年3月卒業予定の大学生・大学院生に対する
民間企業の求人倍率が1.28倍(前年比0.34ポイント低下)
であったことが、21日発表したリクルートの調査でわかった。
2年連続の悪化で、
「就職氷河期」といわれた01年卒以来の低水準となっている。
景気は回復基調にあり、1日発表の日銀短観では、
大企業・製造業の景況感が4四半期連続で改善した。
ただ、正社員の過剰感はあり、新卒採用の抑制は続いている。
(就職希望者)
45万6千人(前年比1.9%増)
(求人数)
58万2千人(前年比19.8%減)
従業員5千人以上の企業では、採用数を増やす企業も多い。
リクルートは「一部の大企業では採用に回復の兆しがある」と
分析しているが、多くの企業が学生の質を重視する
「厳選採用」の姿勢を崩していないという。
<企業規模別の求人倍率>
(従業員1千人以上)
0.57倍(前年比0.02ポイント改善)。
(1千人未満の中堅・中小企業)
2.16倍(前年比1.47ポイント減少)。
10年春の卒業生は大企業志向が強く、
2月1日時点の内定率が80%にとどまった。
11年の卒業予定者には、
中堅・中小企業に目を向ける学生が増えている。
<調査は2~3月に実施し、従業員5人以上の企業4460社、
学生1万4685人から回答を得て推計。>
【参考リンク】asahi.com
来春の大卒求人、2年連続悪化
01年の就職氷河期並み
民間企業の求人倍率が1.28倍(前年比0.34ポイント低下)
であったことが、21日発表したリクルートの調査でわかった。
2年連続の悪化で、
「就職氷河期」といわれた01年卒以来の低水準となっている。
景気は回復基調にあり、1日発表の日銀短観では、
大企業・製造業の景況感が4四半期連続で改善した。
ただ、正社員の過剰感はあり、新卒採用の抑制は続いている。
(就職希望者)
45万6千人(前年比1.9%増)
(求人数)
58万2千人(前年比19.8%減)
従業員5千人以上の企業では、採用数を増やす企業も多い。
リクルートは「一部の大企業では採用に回復の兆しがある」と
分析しているが、多くの企業が学生の質を重視する
「厳選採用」の姿勢を崩していないという。
<企業規模別の求人倍率>
(従業員1千人以上)
0.57倍(前年比0.02ポイント改善)。
(1千人未満の中堅・中小企業)
2.16倍(前年比1.47ポイント減少)。
10年春の卒業生は大企業志向が強く、
2月1日時点の内定率が80%にとどまった。
11年の卒業予定者には、
中堅・中小企業に目を向ける学生が増えている。
<調査は2~3月に実施し、従業員5人以上の企業4460社、
学生1万4685人から回答を得て推計。>
【参考リンク】asahi.com
来春の大卒求人、2年連続悪化
01年の就職氷河期並み
Posted by 和田 健 at 23:39│Comments(0)
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