2010年09月08日
すき家のゼンショー、残業代不払い認める
牛丼チェーン「すき家」を展開するゼンショーのアルバイト店員が
残業代の支払いを求めていた裁判が、
原告の主張を会社側が全面的に認め決着した。
だが、会社は店員と「雇用契約がない」との主張を変えておらず、
店員が加入する労働組合との団体交渉には応じていない。
訴えていたのは、仙台市の店舗で働く女性ら3人。
残業代の割り増し分約100万円の支払いを求めて
08年に東京地裁に提訴していた。
争う姿勢だった会社側は8月下旬、原告の主張を全面的に認めた。
女性は07年に首都圏青年ユニオンに加入。
会社側が残業代の支払いについて団体交渉に応じないため、
東京都労働委員会に申し立てた。
会社は「(3人とは)労働契約ではなく、請負契約に類似した業務委託」などと
主張して応じなかったため、民事裁判を起こした。
東京都労委は09年、同社に団体交渉に応じるよう命令。
会社側は不服申し立てをしたが、中央労働委員会は今年7月棄却した。
ところが、会社側は「使用従属関係を有さず、(中略)労働条件等処遇について
決定しうる権限を有しない」と従来の姿勢のままだという。
【参考リンク】
asahi.com
すき家のゼンショー、残業代不払い認める 団交は応じず
残業代の支払いを求めていた裁判が、
原告の主張を会社側が全面的に認め決着した。
だが、会社は店員と「雇用契約がない」との主張を変えておらず、
店員が加入する労働組合との団体交渉には応じていない。
訴えていたのは、仙台市の店舗で働く女性ら3人。
残業代の割り増し分約100万円の支払いを求めて
08年に東京地裁に提訴していた。
争う姿勢だった会社側は8月下旬、原告の主張を全面的に認めた。
女性は07年に首都圏青年ユニオンに加入。
会社側が残業代の支払いについて団体交渉に応じないため、
東京都労働委員会に申し立てた。
会社は「(3人とは)労働契約ではなく、請負契約に類似した業務委託」などと
主張して応じなかったため、民事裁判を起こした。
東京都労委は09年、同社に団体交渉に応じるよう命令。
会社側は不服申し立てをしたが、中央労働委員会は今年7月棄却した。
ところが、会社側は「使用従属関係を有さず、(中略)労働条件等処遇について
決定しうる権限を有しない」と従来の姿勢のままだという。
【参考リンク】
asahi.com
すき家のゼンショー、残業代不払い認める 団交は応じず
Posted by 和田 健 at 22:40│Comments(0)
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