2008年06月01日
「和民」未払い賃金1200万円支払う
居酒屋「和民」などを全国展開する外食大手「ワタミフードサービス」が
アルバイト店員の勤務時間を一部切り捨てていたとして
北大阪労働基準監督署の是正勧告を受け、
217人に計約1,200万円の未払い賃金を支払った。
一方で元店員の20代の男性が
「内部告発への報復で解雇された」として、
同社に慰謝料など約450万円の損害賠償を求める訴訟を2日にも大阪地裁に起こす考え。
ワタミによると
アルバイト店員の勤務時間を1分単位で記録せずに30分単位などで端数を切り捨て、
賃金の一部が未払いだとして06年秋に勧告を受けた。
また、提訴予定の男性によると
労基署への通報は06年7月で、同9月に解雇された。
ワタミフードサービスの社員から「労基署に行くような人は企業にとってリスク」と
退職を迫られた主張している。
今回は、1日単位で端数処理を行っていたことが問題へとつながったが、
1ヶ月において、時間数の合計に1時間未満の端数がある場合、
30分未満の端数を切り捨て、それ以上を1時間に切り上げることは認められている。
【参考リンク】
asahi.Com
「和民」で賃金未払い 217人に1200万円支払う
http://www.asahi.com/national/update/0531/OSK200805310109.html
アルバイト店員の勤務時間を一部切り捨てていたとして
北大阪労働基準監督署の是正勧告を受け、
217人に計約1,200万円の未払い賃金を支払った。
一方で元店員の20代の男性が
「内部告発への報復で解雇された」として、
同社に慰謝料など約450万円の損害賠償を求める訴訟を2日にも大阪地裁に起こす考え。
ワタミによると
アルバイト店員の勤務時間を1分単位で記録せずに30分単位などで端数を切り捨て、
賃金の一部が未払いだとして06年秋に勧告を受けた。
また、提訴予定の男性によると
労基署への通報は06年7月で、同9月に解雇された。
ワタミフードサービスの社員から「労基署に行くような人は企業にとってリスク」と
退職を迫られた主張している。
今回は、1日単位で端数処理を行っていたことが問題へとつながったが、
1ヶ月において、時間数の合計に1時間未満の端数がある場合、
30分未満の端数を切り捨て、それ以上を1時間に切り上げることは認められている。
【参考リンク】
asahi.Com
「和民」で賃金未払い 217人に1200万円支払う
http://www.asahi.com/national/update/0531/OSK200805310109.html
Posted by 和田 健 at 22:37│Comments(0)
│労働基準法
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